Seleniumをコマンドラインで実行したときのエラーと対応事例です。
発生したエラー
selenium-side-runner -c "browserName=chrome" xxxxx.side
※”xxxxx”の箇所は実行するTestSuiteのファイル名
しかしエラーが発生。
SessionNotCreatedError: session not created: This version of ChromeDriver only supports Chrome version 88
Current browser version is 90.0.4430.72 with binary path /Applications/Google Chrome.app/Contents/MacOS/Google Chrome
※versionは実行環境により変わってきます。
エラーの原因
このエラーは、ブラウザとブラウザドライバのバージョンが合っていない場合に発生ます。
上の例ではChromeを使用しています。
エラー解消方法
ブラウザとブラウザドライバのバージョンを合わせましょう。
Windowsの場合
こちらのURLから最新版をダウンロードし、手動でフォルダに保存します。
Chrome
Downloads | ChromeDriver | Chrome for Developers
Forefox
Releases · mozilla/geckodriver
WebDriver for Firefox. Contribute to mozilla/geckodriver development by creating an account on GitHub.
ダウンロードしたファイルは圧縮されているので、解凍したexeファイルを下記のフォルダに保存します。
...\AppData\Roaming\npm\node_modules\geckodriver\bin
なお、”…”の部分”%USERPROFILE%”で使用している環境により異なります。
“AppData”フォルダ以下が表示されない場合は
フォルダの設定で隠しファイルを表示する設定にすると表示されます。
他の手順
※なお、Windows PowerShellで次のコマンドを実行するとインストールされるはずなのですが、上手く行かないため、手動で保存する手順を紹介しました。
Chrome
npm install -g geckodriver
Firefox
npm install -g geckodriver
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